すばらしき映画音楽たち
アマゾンプライムで、観ました。
アカデミー賞をとった映画の、その音楽を作る人たちのドキュメンタリー映画。
ジェラシックパークや、スター・ウォーズ、パイレーツオブカリビアン、タイタニックなど30を超える名作が、次々と登場しますが、監督をはじめ主にその映画の音楽を担当するアーチスト達のお話が沢山聞けます。
あの映画の音楽はこうやって作られたのか~と、感心するばかり。
映像は見えるけど、音楽は目に見えない。けど、確実に感情に働きかける。
音楽がついて、はじめて感動というものが産まれるんだ、と改めて思いました。
そして、今まである曲を使う事もあると思いますが、だいたい作曲家はその映画に合わせて、曲を作る。映像を見ながら監督と話しながら。
比べる事自体がが失礼ですが、幼稚園児の劇に合う曲を、うなされながら考える私なんかと比じゃないです。
それと、オーケストラのスタジオミュージシャン達、映画内では90人ほどと言っていましたが、だいたい楽譜を渡されて、一斉にみんなで合わせる。
それを録音し、OKだったら次、ここを直して合わせて、次・・・。と
一枚の楽譜を渡されて、そこから沢山の情報、感情を読み取り、音に変える。
作曲家もすごいですが、演奏家達もすごい。
余談ですが、昔、ニューシネマパラダイスや、夕陽のガンマンなどの作曲家、エンニオ・モリコーネのコンサートに行った時、彼は数々の名作の音楽を次々と指揮をし、こちらも知ってる曲をたくさん堪能し、演奏会のプログラムが終了した時には、もうフルコースのお料理を頂いたくらいの気持ちになったのですが、アンコールが鳴りやまない。
その後のアンコールが夕陽のガンマンなどの、元気いっぱいの曲が数曲続き、なんてタフなおっさんなんだ、と、感動と同時にものすごく納得したというか驚いたというかそんな気持ちになったのを覚えています。
すごい職業です。
今度映画を観る時は、音楽の方にももっと心を傾けて観たいと思います。
「すばらしき映画音楽たち」予告編