主戦場
映画『主戦場』を観てきました。
今は、渋谷のシアター・イメージフォーラムという映画館でやっていて、終わったら日本各自の映画館をまわるそうです。
ミキ・デザキというドキュメンタリー映画作家の方の作品。
従軍慰安婦問題を中心に、政治家や弁護士、日本会議のトップに至るまで、色んな人の発言をまとめたドキュメンタリー映画。
色々な方のテンポの良いお話についていくのに必死でしたが、(いけてない所も沢山)考えなければいけない問題について、ものすごい濃縮された時間でした。
そしてこの映画観て思った感想。
知らないって、こわい。
そして知らされていないって、こわい。
戦争の為とはいえ、まだ20才に満たない若い女の子達が、無理矢理連れていかれて慰安婦にされ、戦争が終わっても、もう普通の生活に戻れないだろうに、今度は政府に事実を葬りさられそうになっている。
自分はリアルタイムではないので分からない事だらけですが、せめて知って次の世代に語り継いでいかないといけないんだな、と思いました。
それともう一つ、疑問に思ってる事。
新聞やテレビなど、メディアを見ていても、日本会議という言葉がほんとに出てこない。
安倍さんを支える、バックの組織なのに。
ほんとこの映画、子供達に義務教育中に一度は見せた方がいいのでは…。と思います。
慰安婦問題、今は教科書に載せられていないそうですから。
TBSラジオ session22でも取り上げられていました。
主戦場
監督・脚本・撮影・編集・ナレーション ミキ・デザキ