記憶にございません!
現在上映中の三谷幸喜の映画「記憶にございません!」を観てきました。
三谷作品は毎回、役者がほんとに役にはまっていて、違和感が全くない。
好きなので色々観ていますが、そのお陰で、
佐藤浩市が出てくると悪徳政治家の武藤田に見え、草刈正雄が出ていると真田丸のお父さんに見え、吉田洋は槍を持つたくましい奥さん、梶原善はデザートシェフの稲毛さん、寺島進は血の気の多いマジシャン 小林隆は源さん、etc etc...
(お陰で石田ゆり子も、これから総理夫人に見えてしまいそうだ。)
に見えてしまい、勝手に二重に楽しみました。
映画に関して賛否両論あるそうですが、私は今のご時世の中、政治に関してのこの映画を作った三谷幸喜は、やっぱりいいな、素晴らしいと思いました。
色んな思いが込められていると思いますが、映画でこそできる理想論、映画の中にも出てきましたが「子供の頃は、みんな総理大臣に憧れたものだ。」と、国のリーダーに憧れるという、今でこそ忘れ去れている感情、
そういう、真っ直ぐな思いを思い出させてくれるような、清々しい気持ちになりました。
この映画を、今、観れて良かったです。
https://kiokunashi-movie.jp/cast.html