映画日記

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深夜の告白

何と、一年ぶりの更新。
こんな、放ったらかしブログをはたして読んでいる人がいてくれるのだろうか、と半ば自分自身でもあきれ返ってしまいますが。笑
   
さて、気を取り直して。
WOWOWビリー・ワイルダーの「深夜の告白」を鑑賞しました。
ビリー・ワイルダーといえば、「アパートの鍵貸します」や「昼下がりの情事」「お熱いのがお好き」などの有名どころしか知らないのですが、この監督の作品って何でこんなに、“粋”なんでしょう。
「深夜の告白」は予備知識も何もなく観たのですが、奥様が、夫や夫の前妻の子供を憎んで、保険金を得る為に殺人を企てる話なんて、いかにも昼メロみたいでドロドロしそうなのに、こんなにもお洒落にそして大人の恋の話まで盛り込んでしまうなんて、この監督のなせるワザではないかと思います。
 
ビリー・ワイルダ作品で他にも気になるのも沢山あるのですが、何だかもう一度「アパートの鍵貸します」が観たくなってしまいました。
あ、でもニノチカとかも観てみたいな…。
 
いや〜、映画って本当に素晴らしいですね〜。(水野晴郎風) 
  
 
 監督:ビリー・ワイルダー
 ウォルター・ネフ :フレッド・マクマレイ
 フィリス・ディートリクスン :バーバラ・スタンウィック
 バートン・キーズ: エドワード・G・ロビンソン

 公開:1944年9月6日(アメリカ)
    1953年12月15日(日本)