男はつらいよ

もう一個、映画日記。

先日DVD借りてきて、夫と一緒に鑑賞しました。
寅さんの４作目、その題も「新・男はつらいよ」（笑）
1970年のものです。（私まだ生まれていない）

寅さんが名古屋の競馬場で、大もうけをし、タクシーで東京まで帰ってくる。
普段お世話になっている、おいちゃんおばちゃんに孝行をしようと、その資金で３人でハワイに行こうと計画。
しかし、当日、旅行会社の社長がそのお金を持ち逃げしてしまい、近所の皆に、ハワイに行くと言ってしまった手前、言い出せなくなり、空港までいって、その夜こっそり家に帰ってくる３人（笑）
近所の人達に、家にいる事がばれないように、電気を消したまま生活を続けるのだが…。

日経新聞に、この話のコラムが紹介されていて、見たくなって借りてきました。

何か、この時代の日本っていいなぁと、思わずにはいられません。
意味もなく人がいっぱいいて、笑いあったり喧嘩したりといつも大騒ぎ。

私は、DVDでその都度選んで見るぐらいなのですが、夫は小学生の頃から、テレビや映画館などでリアルタイムで見ていたそうで、映画観で寅さんを観たりすると、土木系の仕事帰りのおじさん達が、見終わった後、帰りがけに、「山田洋二っていい映画作るな〜」と話をして帰るのが聞こえてきたりしたそうです。（きっと椅子の下にワンカップ置いてたんじゃないかって、雰囲気）

国民のみんなに愛されている映画なんですね。

「男はつらいよ」と言えば、毎回違うマドンナとして女優さんが登場しますが、一目見て、この人がマドンナだと分かりやすいのがまたいい。笑
皆、綺麗です。とても。

いつか、映画観でみたいな〜。