映画日記

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ショパン

今年はショパンが生誕200年という事で、あちらこちらでショパンの演奏会やイベントが行われているのを見かけます。


先日、オペラシティで行われた、梯剛之さんのピアノ・リサイタルに行ってきました!
彼は盲目のピアニストとしてもよく知られている方です。
演奏を初めて聴いたのは、大学の時でしたが、その時にこんな綺麗な音ピアノで出るんだ、とても感動したのを今でもよく覚えています。

盲目のピアニストと言えば、今はこの間、ヴァンクライバーン国際ピアノコンクールで日本人初で優勝された辻井伸行さんが、とても有名ですが私は、梯さんのピアノもすごく好きです。


人によって捉え方は様々だと思いますが梯さんの音楽は、何というか、どの曲を聴いても ‘人間って強くなくてもいいんだよ…’ って言われている感じがして、一曲目から何故か涙が止まりませんでした。


それと音が無茶苦茶クリアで綺麗です。
低い音は、地球の底のうなりみたいで、高温はダイヤモンドの粉が天から、キラキラと降ってくるみたい。
しかし、目が見えていても音間違うのに、あんなすごい曲を立て続けに弾いて何で間違わないんだ…苦笑


そんな事を色々思いながらも、2時間程、彼のショパンを堪能してきました。

備忘録として、この日に行われたプログラムを書き留めておこうと思います。(全部ショパンです。)





練習曲 イ短調op.25-11「木枯らし」

練習曲 イ短調op.10-2

練習曲 変ト長調op.25-9「蝶々」

ピアノソナタ第3番 ロ短調op.58
  Ⅰ Allegro maestoso
  Ⅱ Scherzo:Molto Vivace
  Ⅲ Largo
  Ⅳ Finale:Presto,ma non tanto

〜休憩〜

ワルツ第2番 変イ長調op.34-1「華麗なる大円舞曲」

ワルツ第3番 イ短調op.34-2「華麗なる大円舞曲」

ワルツ第10番 ロ短調op.69-2(遺作)

スケルツォ第2番 変ロ短調op.31

アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調op.22