映画日記

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エデンの東

午前十時の映画祭行ってきました〜。
これだけ何回も行っていると、TOHOシネマのマイレージがたまってきて、今、一本無料で観れる状態。
何観ようかなっ

さてさて、今週はジェームズディーンの「エデンの東」でした
私は、この映画しか知りませんでしたが元々原作があって、それが映画化されたそうですね。
今も、検索をかけると韓流ドラマなども出てきますが。

決して明るい映画ではありませんでしたが、何とも深いテーマでありました。
父親の愛情に飢え、自分は悪い人間だと思い続けた弟のキャル。
小さい頃から大切に育てられ、何にでも優等生だったアロン。
そんな双子の兄弟は、母親は亡くなったと小さい頃から、教え続けられてはきたが、実際は…。

一言で言ってしまえば、歪んでます。屈折しています。
でも、人間って大人になればなるほど、人との付き合い方を学んでゆくけれど、心の奥深くには、誰にも分かってもらえない屈折した部分ってあるのではないでしょうか。
それが時に大きくなりすぎて、自分でも抱えきれなくなってしまう。

そんな繊細な、それでいてとても人間らいい温かさのようなものを、ジェームズ・ディーンは実に、見事に教えてくれたように思います。
しかし、深いですね。
楽しませてもらったというより、考えさせられた映画、そんなように思います。

来週は、「ウェストサイド物語」です。
これまた、がらりと変わりますね。笑

来週も行くぞ〜。