映画日記

面白かった映画やドラマ、本などを残しておくページ

キネマの天地

最近、ちょこちょこ映画を観ています。
でも、年齢を重ねるごとに、せっかく観た映画の記憶が薄れてしまうスピードが早く感じてしまうので、いい映画や、本などに出会った事は、書き残しておこうと、さっき心に決めました。のでこれは、私の勝手な備忘録です。(笑)
 
古畑任三郎」のイチロー編、「男はつらいよ」の夕焼け小焼け編、「キネマの天地」という有森也実のデビュー作のもの…と色々鑑賞しましたが、この「キネマの天地」がすごく良かった。
 
監督が今、上映されている「おとうと」の山田洋次監督で、最初は映画館でお弁当を売っていた小春(有森也実)が、大女優に変身していくというお話。
舞台が映画会社の松竹の撮影所が、まだ蒲田という所にあった頃のお話で、何というか日本の古きよき時代の雰囲気が色濃く残っていて、当時は、きっとこうやって映画が作られたんだろうなというのがよく感じられます。
主人公の小春のお父さん役が、寅さんの渥美清さん、隣のおばさん役がさくらの倍賞千恵子なので、寅さんの延長作品なんじゃないか、とたまに錯覚してしまいそうでしたが(笑)、こういう作品に出会うと、CGなんてなくても十分いいものってできるんだな、と思ってしまいます。
 
これからも、続々と勝手な私の記憶を呼び起こす為の備忘録が続く予定です。
お時間の許す限り、お付き合い下さいませ。(笑)