映画日記

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「剱岳」 「五右衛門ロック」!!

新宿のバルト9という映画館で、「剱岳」「五右衛門ロック」の2本を観て来ました。
 
剱岳」は、戦時中、日本地図を作る為に、まだ誰も登った事のないと言われる剱岳を測量する為、国の命令で調査隊が登るというもの。
山の大自然の美しさ、道も何もない所を登った昔の人達のすごさ、国の為とは言え命を張って登る調査隊の葛藤など、様々な視点から本当に良く描かれていました。
実際にCGなどを使わずに、役者さんやスタッフが、カメラを担いで山を登り撮影したもので、今の世の中で、よくぞこれだけのものを作ってくれた、と何だか感謝したくなる作品でした。
 
 
五右衛門ロック」は、劇シネと言って、「新感線」という劇団が、その都度、著名な芸能人を呼んで、上演した舞台を映像として録り、映画館で流しているもの。
 
これがすごい面白かった!
豊臣秀吉の時代、天下の大泥棒と言われた石川五右衛門
国内だけでは飽き足らなくなり、何だか如何わしいスペインの商人の話に乗せられて、外国の宝石をも盗もうと敵地にまで乗り込んでしまう。
そんなハチャメチャ劇が、舞台の両側で演奏される、エレキギターやドラムの演奏によってどんどん展開されていく。
音楽に乗って、役者さん達は歌い、踊り、しゃべり、刀を振り回し、又、歌い、踊る。
面白くて、ノリノリで、休憩を入れて3時間という長い時間が、あっと言う間に終わってしまいました。
松雪康子、江口洋介森山未來濱田マリなどの有名な芸能人も沢山出ていましたが、私的には、主役の古田新太さんの、五右衛門が一番好きでした。
 
映像として、録画したものでこれだけ面白かったんだから、実際に舞台で観たら、どれだけすごかったか、想像しただけでもワクワクします。
DVDが、出たら絶対欲しいと思える作品でした。
地元でも上映してくれないかな〜。
  
 http://www.tsurugidake.jp/ (剱岳 点の記)
 
 http://www.goemon-rock.com/ (五右衛門ロック