映画日記

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カントンの思い出

東京の新大久保にある、韓国料理屋「カントンの思い出」というお店に行ってきました。
 
歌舞伎町のすぐ裏にあるこの街、ここに来るといきなり看板や電光掲示板が韓国語になります。
コリアンタウンと呼ばれる、新大久保。
働いているお店の方も、韓国の方が多いようで、スーパーに入るとキムチが山積みになっていたり、ポッキーなんだけど韓国語の文字だったりと、なかなか面白い所です。
 
 
そして、韓国料理屋「カントンの思い出」というこの店。
http://www.kanton.jp/
 
数々の芸能人も来ているようで、壁にはサイン入りの色紙がいっぱい。
彼と二人だったので、鍋や焼き肉や、トッポギなどコースのようなメニューを注文。(メニューの名前が確か「カントンの思い出」だった)
  
  

  
  

 
 
 

流石、韓国料理。
はじめから真っ赤なものばかり出てきて、迫力満点。

・・・なんて言っていられたのも、最初の30分ほど。
焼き肉にしろ、チジミにしろ、一品が一食分程の量。

私もかなり食べる方ですが、流石にもう食べられないと、お手上げ状態の所に、彼がぼそっと一言。

「確か、これから鍋が来るよね・・・。
 しかも、モツ鍋・・・。」
 
 
 
 
うっ
忘れてた。
 
 
 
 

これ本当に二人分?とメニューを確認しても2〜3人分と書かれている。(絶対4〜5人分だ)

少しすると、となりのテーブルにカップルが座る。
男性がメニュー見ながら、店員さんに、
「この‘カントンの思い出’って少し高いけど、本当に二人分?」
と訪ねた所、店員さんは、
「はい二人分です。」
ときっぱり答える。
「じゃ、この‘カントンの思い出’一つ。」
「かしこまりました。」
 
 
そんな隣のやり取りを聞いていて、思わず二人で吹き出してしまいました。
ぼそぼそと、「きっと隣のカップル、これからおきる悪夢の事なんて分からないよね・・・。」と。
 
私たちは、結局食べ切れず、チジミをお持ち帰りに。
その時には、隣のカップルから会話がなくなっていました。(苦笑)
あの後、どんな状態になったのか・・・。
喧嘩になってないといいね、といらぬ心配をしてしまった帰り道でありました。